AIスコアレンディングとビジネスローンを徹底比較!両者の違いとは?

ビジネスローンとは

 

家とノートと電卓

 

ビジネスローンは事業用ローンとも呼ばれていて、名前の通り法人(会社経営者)や個人事業主が事業資金を調達するために利用する金融商品です。
事業用資金の調達は増資や不動産担保ローンなど複数の方法がありますが、未担保・第三者保証人なしで利用可能なものを一般的にはビジネスローンとして区別します。
なお、銀行や消費者金融、信販会社が扱っており、事業用ローン、法人ローン、自営業者ローンなど様々な呼び方があります。

 

ビジネスローンの特徴

ビジネスローンには以下の特徴があります。

  • ビジネスローン専門業者が多い
  • スコアリングシステムを重視する
  • 最短即日融資が可能
  • 事業資金であれば使途自由
  • 総量規制の対象外
  • カードローンも存在する
  • 審査は甘め
  • 金利は審査内容によって変動幅が大きい

 

銀行などの金融機関がビジネスローンを扱うこともありますが、全般的に消費者金融、信販会社の比率が高くて個人向けの消費者金融に似ている面が多数あります。

 

直近の財務状況を審査

ビジネスローンでは収入証明(主に決算書)の提出が必須であり、借入をする業者や審査内容に応じて事業計画書の提出も求められます。

なお、銀行の場合は将来の売上が見込めると判断されれば積極的に融資をしてくれますが、ビジネスローンは将来性よりも直近の財務状況を重視する傾向があります。
使途自由の特性があるため、売上が安定又は決算書上の数字が良ければ、その内容から月々の支払い可能額をスコアリングシステムで計算して融資可能額が決定されます。

そのため、資金調達することで仮に売上が伸びる見込みがあったとしても、売上が低い又は赤字状態等の場合には、残念ながら審査に落ちる可能性が高いです。
逆に成長性がなくても安定した売上を確保している実績があれば審査は有利に働きます。

 

総量規制の対象外

個人向け融資では、消費者金融や信販会社からの借入は総量規制により年収の3分の1以下に制限されます。
ただし、法人名義の場合「年収」という概念が無いので、総量規制の対象外となり、まとまった資金調達が可能という結論になります。
ただし、ビジネスローンであれば無条件で総量規制の対象外になるのではなく、以下の3点の条件を全て満たすことが条件です。

 

  • 利用者本人の直近確定申告書の提出
  • 事業計画書、収支計画書、資金計画などの提出
  • 事業計画、収支計画などに照らし、利用者の返済能力を超えない範囲での貸付

※提出書類は一例であり借入先によって内容が異なります。

 

高額融資を希望の場合は提出書類(エビデンス)が多くなる傾向があるので、時間に余裕を持った対応と、必要書類を提出できる準備をしておきましょう。

 

消費者金融に比べると利便性は低い

ビジネスに於いてスピード審査&入金は最も重視すべきポイントとなりますが、個人向けキャッシングサービスのようにWeb完結契約に対応している商品は少なく、“必要書類が多い”“郵送手続きが必須”といった商品がほとんどです。
大手消費者金融もビジネスローンを扱っている会社が多いですが、個人向け融資に比べて審査に時間のかかる傾向があります。

 

従ってスピーディーに事業用資金を用立てるのであればAIスコアレンディング消費者金融での個人借入が最もパフォーマンスが高いと言えます。

 

AIスコアレンディングとの違い

ビジネスローンはスコアリング方式で審査するのが一般的です。

 

AIスコアレンディングに特性が似ていますが、AIスコアレンディングは自営業者や会社経営者であっても、個人と同じく年収、勤続年数、その他のアンケートなどのWebスコア診断の結果を元に審査されます。
AIスコアレンディングは使途自由ですが、投機性資金、事業性資金での利用はできない点でも違いがあり、事業資金として利用する場合には「個人で借入⇒法人へ貸付」というスキームを組む必要があります。

 

また、直接法人に貸付を行わなくとも、当該資金を個人の生活費に回し役員報酬を下げる等すれば、間接的な資金調達に繋がります。

 

決算書の内容をスコアリング

ビジネスローンのスコアリング方式は主に決算書の内容を重視されます。
人によってはAIスコアレンディングの方が有利になることもありますが、全般的にビジネスローンの方が柔軟な対応が期待できます。
ビジネスローンかAIスコアレンディングのどちらを利用するか迷った場合は、申告上の年収が高いならAIスコアレンディング、利益は少ないけど売上が安定している場合はビジネスローンがオススメです。

 

 

どちらも審査時間はスピーディーなので、時間に余裕があれば両方に申込をして審査結果や融資条件を比較してみるとよいでしょう。


 

「柔軟な対応」なら対人取引

スコアリング方式は膨大なデータから採点を行わなければならず、小規模業者の扱うビジネスローン審査ではスコアリング方式ではなく従来の担当者が決算書を見て判断する“アナログ式”を採用している場合があります。
ビジネスローンは業者ごとでスコアリングシステムのロジックが違いますし、個別に審査対応している業者もあります。

 

しかし、共通して言えることはいずれも“ヒトが介在している”という事です。
AIスコアレンディングやマニュアル化されたスコアリングシステムでは一律NGとなる点数であっても、自社の状況や返済の見通しをしっかりとアピールする事で融資を受けられる可能性が十分にあるのが対人取引の強みです。

  • 直接交渉したい
  • 審査に不安がある

といった場合には、お奨めの資金調達方法と言えるでしょう。