AIスコアレンディングと消費者金融(ノンバンク)の審査の違いとは

消費者金融とは?

消費者金融は貸金業の届出を行って担保・保証人不要で貸付サービスを行う非銀行系業者の総称です。
以前は届出不要で営業出来たため、銀行以外の資金調達先として「ノンバンク」と呼ばれ、現在でも消費者金融は“ノンバンク系の借入サービス”として銀行融資とは区別されています。

 

消費者金融の歴史

金銭融資は、戦前までは主に事業者向けのサービスでした。個人がお金を借りるには担保を入れる「質屋」が主流でしたが、1950年代半ばに信用金庫等の中小金融機関が個人を対象に担保不要で貸付可能なサービスを開始。
サラリーマンを対象に貸付を行うことからサラ金(サラリーマン金融)とも呼ばれ、80年代のバブル時代には主婦も対象にしたサービスも登場します。
対象範囲をサラリーマンから主婦、自営業者、学生など幅広い人に拡大したことで「消費者金融」という言葉が広く普及しました。

 

グレーゾーン金利時代の終わり

現代における消費者金融の利用条件は主に満20歳以上で安定した収入のある方ですが、正社員雇用で働いている必要ななく、主婦や学生がバイト・パートで収入を得ている場合でも利用が可能です。
ただし、無職や過去に返済遅延、貸し倒しなどの事故を起こしている人(ブラックリストに掲載してる人)は新規借入できません。

 

 

2000年代中盤までは市場規模の拡大を続けて、競争激化によって審査を緩くするために高金利(出資法に基づく29.2%以内)での貸付を行い、利益率を高めるために返済遅延を起こすと過剰な取り立て行為をしていた時期もありましたが、2006年の判決によってグレーゾーン金利(元金100万円未満の場合で18%超え29.2%以下)の金利による貸付が禁止されます。


 

過度な取立が度々問題に

2000年代は悪質な取り立てで行政処分を受ける業者が多発し、社会問題になったことがきっかけで2006年に改正貸金業法が可決。2010年より施行されます。

 

混沌とした日本のイメージ

 

改正貸金業法によって、低金利かつ悪質な取り立て行為はなくなりましたが、金利が下がったことに加え総量規制(年収3分の1を超える貸付が禁止)が付された事により、消費者金融は以前に比べ一気に審査が厳しくなりました。
また、ゴールデンタイムでのCM放送禁止、その他の時間帯でもテレビCMを流す回数上限が決められている等の広告制限も受けるようになりました。

 

銀行は総量規制の対象外

銀行は貸金業法では無く銀行法に基づき設立された法人です。つまり、改正貸金業法の影響を受けるのは消費者金融や信販会社のノンバンクのみで、銀行は対象外になります。

 

そのため、衰退する消費者金融とは対照的に、改正貸金業法の施行された2010年以降は銀行がカードローンに力を入れてテレビCMを頻繁に流すなどしてシェアを伸ばしています。

しかしながら、近年では銀行の高額融資や過剰な広告活動が問題視されており、規制強化を求める声も年々強くなっており、業界側も自主規制を行わざるを得ないという状況になっているのが現状です。

貸金サービスは新たな変革期を迎えていて、ジャイスコアのAIスコアレンディングは消費者金融の新しい形として注目されています。

 

消費者金融の行うサービス

消費者金融は、アコム、アイフル、プロミスなどの大手と地域密着型の小規模業者(通称:街金融)の2種類に分類されています。
街金融の場合は店頭による申込や融資、銀行振込か自動引き落としによる返済など昔ながらのサービスを提供している一方で、大手消費者金融は資金力や金利、高額融資などのスペック面では銀行にかなわないのという理由から銀行にはない利便性の高いサービスで差別化を図っています。
全般的に消費者金融は銀行のカードローンなどフリーキャッシングサービスに比べて審査が緩くなっておりますが、街金融の場合は利便性のメリットが低いため、大手消費者金融よりもさらに柔軟な審査で他社から借りられないユーザーをメインターゲットにしています。

 

【サービスの一例】
・最短30分などのスピード審査
・Web審査申込&Web申込サービス
・カードローンやレディースローンなど多彩な商品ラインナップ
・駅前や幹線道路など幅広く展開する無人契約コーナー
・初回利用特典など無金利期間の用意

 

利便性に優れている

数あるローン商品の中でも、利便性に於いては消費者金融がトップクラスと言えるでしょう。
ただし、近年では銀行系カードローンもWeb申込や無人契約コーナーを用意するなど利便性で消費者金融を追随しています。審査に問題のない人であれば総量規制の影響を受けない銀行系カードローンの方が好条件で借入しやすいため、消費者金融のメリットは薄れつつあり実際に破綻する業者も出てきました。
しかし、審査が緩いという面に於いてはやはり消費者金融に軍配が上がりますので、銀行系カードローンの審査に通らない人からのニーズは未だに多くなっています。

 

AIスコアレンディングとの違い

従来の消費者金融は“銀行よりも金利が高い”、新規申込審査では“少額かつ上限金利を適用されることが多い”というデメリットがありましたが、AIスコアレンディングではこの問題をクリアしています。

従来は消費者金融、銀行ともに審査センターに多額の人件費を使い、審査結果の内容を非公開にしていましたが、AIスコアレンディングはスコアを利用者自身が確認出来る上、新規でも600点を超えればスコアに応じた限度額と金利条件で借入が可能です。

審査センターの人件費削減及びみずほ銀行とソフトバンクの共同出資による高い資金力から、銀行系カードローンよりも低金利で利用出来る新しい消費者金融の形として注目されている金融商品と言えるでしょう。

 

選ぶべきポイント

一般的な消費者金融は銀行系カードローンよりも金利が高く、大半のケースでは利息制限法に基づく上限金利が適用されます。(元金10万円未満20%、100万円未満18%、100万円以上15%※いずれも年利)高金利になるとデメリットが多いように感じますが、金利は高いほど審査に通りやすいメリットがあるため一長一短であるとも言えます。

 

グレーゾーン金利撤廃や総量規制の影響を受け借入審査に落ちる人が増加している事から見ても、消費者金融を選ばざるを得ない方も多いのではないでしょうか。
消費者金融からの借入ができなくなったことで、届出をせずに高額な金利で貸付をする“ヤミ金業者”や“クレジットカード現金化”を利用する方が増えており、規制強化が必ずしも良い方向へ進むとは限らないという事が分かります。

 

AIスコアレンディングの強み

AIスコアレンディングは審査に平等性を持たせていて、人工知能による人件費削減と精度の高い自動審査によって好条件の融資を可能にしています。
ただし、人工知能によるスコア審査のため柔軟性は低くて審査に基準点を大きく下回ると利用することは困難です。

 

一方、消費者金融は個別審査で話を聞いたり、貸付額を少額に抑える提案をしたりと言った“柔軟な対応”が可能であり、対人取引の最大の強みとも言えます。
資金調達までに時間の余裕があれば、まずは銀行系カードローンやAIスコアレンディングといった低金利で利用可能なサービスを受ける事をお奨め致します。消費者金融は万が一審査に落ちてしまった際の保険として検討しておくと良いでしょう。