AIスコアレンディングにSNSがどのように影響するのかを調査しました。

SNSがAI与信に与える影響

 

スマホやPCで繋がるSNSの図

 

AI与信の一つとして「SNS」が含まれている事はご存知でしょうか。
SNSがもたらす影響はもはや無視出来ず、遂には各AIスコアレンディングサービスで与信審査の対象となっているのです。
どのような事項が審査されるのか、SNSを審査対象とする主なサービス等についてまとめました。

 

AIスコアレンディングとSNS

現在日本最大手AIスコアレンディングサービスである“ジェイスコア”では、質問事項の一つに「SNSはやっておりますか?」というものがあります。
しかし、質問は“やっているか否か”“やっているSNSを選択する”というものだけであり、与信に大きな影響を与えるとは思えません。
現に、未回答にしてみた所、スコアに大きな影響はありませんでした。(1~2点下がるだけ)

 

しかし、海外ではSNSでの人の繋がり・交流がそのままマーケティング能力に影響を及ぼすという考えからSNSを主なAI与信審査項目として加えているレンディングサービスがあります。

 

SNSでの「いいね!」がスコアに

ソフトバンク・リクルートが出資しているAIスコアレンディングサービスである「Kabbage(キャベッジ)」では、SNSの友達数や“いいね”の数を与信審査項目の一つとして加えています。
日本と同様に中小企業に対する貸し渋りが顕著なアメリカでは、同サービスの最短数分で審査が完了する“スピード”と、審査項目の“ユニークさ”がウケており、高利率ながら利用者が殺到しているようです。

 

どれくらい高金利?

同サービスでは、最大金利が何と40%(年利)という驚きの高金利となっています。
厳密にはスコア・回数・期間・金額で異なりますが平均の年利は「27%」と日本でもグレー金利時代の消費者金融業者のMAXに近い数字です。
ただし、それでも利用する方が絶えないのは、銀行への不信感とその手軽さにあると考えます。5万ドルを数分で融資するのは銀行には不可能ですし、1週間審査に時間を掛けた結果、融資不可になってしまった、といったケースでの喪失感もありません。

 

AIスコアレンディングの今後

SNS系のAIスコアレンディングがアメリカで大流行している事から見ても、今後は日本に於いてもSNSが大きく審査(スコア)に影響を与えるようになる事は間違い無いでしょう。
現在ではジェイスコアのサービスが主流となっておりますが、アメリカの「キャベッジ」と同様のAIスコアレンディングが日本で展開されていく事が予想されます。

 

付加価値を出せるのかが課題

AIスコアレンディングは、あくまで“その人が将来どのくらい稼げるのか”を予見し、与信を行うサービスです。
そのため、「いいね!」や「友達」の数が多いから良い、という訳ではありません。SNSを通じてどのようにマーケティングを行うのか、人とのコミュニケーションがビジネスにどのように役立てるべきなのかを考える事が重要です。