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信用情報や審査の違いを比較|銀行と消費者金融の利便性は実はほぼ同じ?

近年、銀行と消費者金融の差は年々小さくなっています。ただし、信用情報の取り扱いや各審査の厳しさなどが異なります。様々な借入方法の中から自身の状況にあった良い選択ができるよう、それぞれの特徴と注意点をしっかり押さえておきましょう。

銀行と消費者金融の違い

銀行と消費者金融の違いは?


銀行は金融庁の監督下にある金融機関で、預金と融資の両方を取り扱います。
消費者金融は主に貸金業法の規制を受け、個人向けの無担保ローンやキャッシングを中心にしたサービス内容です。
銀行と消費者金融の違いは銀行法貸金業法という異なる法律が適用される部分が大きく、サービス特性にも大きな違いがあります。
信用情報機関においては、銀行が加盟しているKSC(全国銀行個人信用情報センター)は消費者金融が加盟するJICCやCICよりも事故情報と申込履歴の掲載期間が長いです。
各種審査についても、銀行が厳しめで消費者金融が緩いなど傾向に違いが出ています。



カードローンを比較

総量規制でカードローンに差が生まれた


昨今はカードローンに力を入れる銀行が増えており、消費者金融と同様に短期間を含めた無担保融資に力を入れるようになりました。
カードローンにおける銀行と消費者金融の違いを詳しく解説します。
最大の違いは総量規制で、貸金業法に該当する消費者金融などのカードローンは年収3分の1を超える借入ができません。
カードローンやクレジットカードのキャッシング機能などは、実際の借入額ではなく限度額が年収3分の1までに制限されています。
消費者金融などの貸金業者は信用情報機関で他社の借入状況を確認することが必須になっていて、総量規制の対象は貸金業法に該当するサービスの合算借入額です。

銀行のカードローンは全般的に金利が低めで借入限度額も高めに設定されていることが多いため、長期的な利用や大きな金額の借入に適しています。
消費者金融のカードローンやフリーキャッシングは銀行よりも全体的な金利が高く、借入限度額も比較的低めです。

借入条件で見れば銀行に分がありますが、消費者金融は審査が比較的迅速で柔軟な対応を得意にしています。
銀行は審査が厳格で時間がかかり、以前の銀行カードローンはコンビニATMなどからの借入や一部繰上返済・WEBによる返済額の調整などに弱かったです。



総量規制で変わった業界動向

業界動向の変化について


年収3分の1を超える借入を原則として禁止にする総量規制は2007年に導入されました。
消費者金融では対応できなくなる人が増え、カードローンに力を入れて顧客獲得に乗り出す銀行が増加します。
昨今は自動契約機を活用した即日カード発行など、スピーディーで利便性が高いカードローンを提供する銀行が人気を集めています。
コンビニATMなど提携ATMを手数料無料で利用できるケースがあり、消費者金融の強みだった利便性においては差が少なくなりました。


今おすすめのカードローンは?


審査については銀行の方が厳しい傾向がありますが、総量規制の影響を受けない銀行は消費者金融よりも高い限度額が認められる場合があります。
一部の銀行は上限金利を高めに設定していて、審査の柔軟性と資金調達までのスピードが消費者金融と同等水準です。
総量規制の影響が大きく、銀行は本気になって消費者金融からシェアを奪いにいっています。
銀行のカードローンが消費者金融に比べて全てが優れているわけではないですが、流行や勢いという面では銀行のカードローンがおすすめです。
銀行法と貸金業法の規制の違いによって、審査の厳格さや金利設定、契約の内容に差異が生じることがあります。
カードローンの申込をする際は様々な選択肢を持って比較検討するとよいでしょう。



在籍確認について

勤務先への在籍確認の有無


利便性を強みにする消費者金融は、申込審査の一環で行われる勤務先への在籍確認を原則なしで対応するサービスが増えています。
在籍確認は金融機関の名前を伏せ、担当者の個人名などで勤務先に電話をかけて本当に申告した勤務先に在籍しているか確認するものです。

銀行は全体的に厳格な審査が行われるため、勤務先への在籍確認を必須にしている所が多いです。
ただし、給料の振込先に指定している銀行であれば在籍確認を省略してもらえるケースもあります。
消費者金融も在籍確認を必須にしている所があるので、そこがネックになっている人は事前に確認しておくようにしてください。

事前に電話やメール・チャットなどで在籍確認を実施されるのか問い合わせればトラブルを防げます。